〜ニホンモモンガを見に行った!〜

 


2003年7月17日から18日にかけて、長野県北八ヶ岳の山彦荘にニホンモモンガ(ホンシュウモモンガ、ホンドモモンガとも呼ばれる)を見に行ってきました。
出かける前から山登りグッズを購入。値段もなるべく安いのを・・・と思いつつ、モモンガマークの用具をひたすら買い揃え、三脚も買い、用意万全!しかし、出かけの10歩目でコケて両膝が流血、そのままJRで空港まで行くハメに!

今回は、一度名古屋まで行き、車に便乗させてもらっていく事になったので、悠々と後列シートでドライブを楽しむ。名古屋から長野までは約3時間、ほんのちょっと運転して他の県に行けるなんて、北海道人はなかなか考えられない。車で道外に出るにはフェリーに乗るしかないからだ。いいなぁ。車さえあればどこにでも行けるんだぁ。とうらやましがりつつ、お昼はサービスエリアで、定食の他におやきを購入。
おやきとはなんぞや!?それはもったりした生地の中に惣菜や餡を入れたもので、北海道で通称されているおやきとは全然ちがうもの。北海道でおやきと言えば大判焼きのことで、惣菜などを入れたおやきは見る事が出来ないのだ!一度食べてみたかったため欲張って購入したが、思いのほかもったりし過ぎて3口でギブアップ。お持ち帰りにしたがこれは帰りの車内でゴミ袋にいれられるハメになる・・・

oyaki.jpg (5803 bytes)
↑おやき

mae.jpg (6482 バイト)
↑調子良かった時の一枚。
バリバリ登る前。


登山道入り口近くの駐車場で他の方々と合流し、さて登るぞー!と調子よかったのは、入り口までと入り口からの少々の下りまでで、その後の登りはなんとも経験した事がないツラさでした。
えーと、まず重い!これはあまりの欲張り過ぎにみんなあきれはててましたが、ザックのみで1.4キロ、三脚2キロ、カメラ機材約2.5キロ、その他着替え、雨具、ああ水もあったっけ。もろもろあわせて合計8キロ近くあったと思う。それを背負っていったので、ものの10分もしないうちに息が上がってきましたゼーゼー。それからザックの背負い方が悪いのか肩甲骨の間の筋肉か筋かわからないけど張ってくるし攣ってくる。これがまた痛い。辛いので腰でザックを背負って歩くと今度は足に思い切り重量がかかって、なかなか前に進まない!!
そんな3重苦の中、開始20分で”絶対最後まで登れない!”と覚悟した。

パーティーの最後をエッチラオッチラなんとか進んで、途中2回の休憩を入れ約2時間半かけてやっと目的地の山彦荘に到着。途中で三脚を持ってもらったにも関わらず、最後は20〜30mごとに立ち止まって呼吸を整えないと、ヤバイ感じだった。はー。良かった着いて。
ザックの荷物を開けて着替えなどをしたが、その時既に夕飯の用意がされていた。まだゼーゼーしていたのだが、見事にペロリと平らげる。いやぁ、お腹は正直だ!
その後みんなでカメラのセッティング。デジカメ主流のなかオイラ一人ゴツくて古いカメラ機材でかなり浮いた状態であったのは間違い無いだろう。それでもみんな心暖かくガシャガシャ鳴るカメラを暖かく見守っていてくれたのだ。みんなありがとう!

kogara.jpg (9737 バイト)
↑余裕無いハズなのにこんなの
も撮ってた。

yuusyoku.jpg (6518 バイト)
↑夕食
yamabiko.jpg (8258 バイト)
↑山彦荘


山小屋でみんな集まり雑談する中、先ず顔を見せたのはヤマネちゃん。ガサガサ音がするので見てみると不思議な生き物がヒマワリの種を摂取中。”??”と思ってると、「ネズミでないのかい?」という声に、ああ、ネズミちゃんなんだなぁ。と何の疑問も持たずに見ていたのだが、「あれ、ヤマネじゃないの?」という声にみんなはっと釘付け状態に。そ、そうか!これがヤマネちゃんなんだ!薄暗いし実物は見たこと無いからぜんぜんわかんなかった。
それからはみんなカメラの用意をして待つ事しばし・・・その間ヒメネズミも顔を出し、ヤマネも何度か出てきてくれたのだが、モモンガがなかなかきてくれない。うーーんモモンガちゃんまだかしらー?と思った矢先、餌台の方に一匹のモモンガがやってきた。きゃーきゃー、大きい!!明らかにエゾモモンガよりも一回りから一回り半は大きいモモンガがどっかりとお尻をこちらに向けて食事をしている。
うわぁ、やっぱり大きいや、でも見た目はタイリクモモンガと変らないなぁ。オデブなタイモモってこんな感じかも・・・と思いつつ、その時は写真は撮れず、管理人さん曰く「この子はお尻ばかり向けるんだよね〜」と言う。後程つけられた、通称”シリ”はあっと言う間にどこかへ行ってしまった。

その後なかなか出てきてくれず、じりじり待つ事しばし・・・「絶対(建物の)中に入ってくる子がいるから大丈夫だよ」という管理人さんの言葉を信じつつ更に待つ。
そのうち天井裏で、明らかに今までと違う音がし出した、お、音が大きい!モモンガだ!
本棚の奥の穴から顔を出して出てきた。出てきた。「落ち着くまで様子みてて。」と言われOKがでるまでじっと見守る・・・「よし、もう良いよ!」との声と供に、パシパシ写真を写す。モモンガもフラッシュは慣れているようで、逃げる気配があまりない。それでも私のストロボは強力だったらしい、ちょっとピクッピクッと微妙に反応していたらしい、大迷惑なオイラ。イヤ、もっと遠くで見る感じだと思ってたので大きいの持ってきちゃったんだよね。重いし。事前に聞いておけば良かった。反省。
しばらくモモンガちゃんは本棚で食事をして去っていってしまった。
その後はヤマネちゃんを撮ったり話をしていたりして、再度外の餌台にやってきたモモンガを撮ったりした。この時もしばらく行ったりきたりして楽しませてくれたが、”シリ”は相変わらず尻ばかりを見せていた。
今回は2匹のモモンガと数匹のヤマネとヒメネズミを見る事が出来たが一番写真にとれなかったのが、ヒメネズミだった。と言うかまったとれませんでした。素早い素早い。
夜も遅く、寝る人も出てきたのでお開きとし、就寝。

kawa.jpg (14120 バイト)
↑余裕のある一枚。

次の日は朝起きるともう、食事の準備がされていた。みんなでおいしく頂き、外の餌台にやってくるウソをひたすら撮る。恐ろしい顔もGETし、みんなで記念撮影。山彦荘のモモンガ、ヤマネグッズを買いあさっているうちに支度が遅れ、焦って用意する。
帰り1時間30〜40分くらいで下山するが、登りを考えるとビックリするくらい楽で、行きは足元しか見えて無かったが、帰りは余裕も出て廻りの景色を楽しむ事が出来た。ただし、行きに余裕こいて歩いていた入り口付近の坂道で再度辛い思いをし、何とか駐車場へ到着。帰りに温泉に入ってつかれと汗を流してさっぱりし、観光ドライブへ!

なんとか自分的には無事に過ぎたと思うのだが、なんせはじめての事でいろいろ周りに迷惑かけた旅でした。心優しい方々ばかりでよかった。感謝です。
行きは本当に死ぬかと思ったけど、おりて見ると、また機会が有ったらぜひ行けたらいいなと思う。


オハリ


return / back