海都くん(タイリクモモンガ♂)
2002年12月10日。2才のタイモモ海都がお星様になりました。
2002年12月10日。私がいつものように、家に帰り、モモンガ部屋に行った時の事。
モモンガ達のお食事用意や掃除をしていると、タイリクモモンガの風華が巣へ駆け込んだ。
それはいつものことだし、昨日は海都に駆け込まれたから、よほど、木箱の巣が気に入っている
のだと安心していた。
今日は同じくタイリクモモンガ光流(♀)をお散歩させる日で、放すとなぜか隣のタイモモペアの
木箱をケージの外からがりがりかじっている・・・
”ボロボロになっちゃうわぁ”と思っていたのだが、なんとなく木箱の巣が気になる。どうもうまく言い表せないが、気になった。いつもは極力、巣は覗かないようにしていたのだが、蓋を開けて覗いてみた。
そうしたら、目の前に毛玉が。
・・・?でもとても違和感を感じる。なんだろう??と思って、ちょっと息を吹きかけてみた。動かない。
そうだ、呼吸をする時の動きがないんだ!
急いで手を入れて巣箱から出してみたら、海都君が冷たくなっていた。
あたまが真っ白になって、思考回路が途絶えつつ、見てみると、両手を口の下でそろえて、
足もちゃんとそろえていて寝ている体勢に見える。外傷はまったくなし。死因は不明だ。
昨日までは元気にケージを走り回っていた。おトイレには昨日用を足したのであろう物が乗っている。
今思うと、どうしていつも開けない巣箱を開けようと思ったのかわからない。開けてみると扉の手前に海都君がいた。私に早く見つけて欲しかったみたいに・・・
きっと私を呼んだんだと思う。「早く見つけて!」って呼んだんだ。
そう思うと、かわいそうでたまらなく、涙が出た。
2日後、同居している風華がポツンと巣箱の上に乗ってじっとしている。
彼女は何を考えているのだろう?一緒に暮らしていた仲間がいなくなった事に対してどう思っているのだろうか?そんなことをつらつらと考えるでもなく、その姿を見ると無性にかわいそうでならなくなった。
海都が亡くなって2週間以上経った。私も今では大分落ち着いて、他の子達の世話に大忙しだ。
でも海都の事は忘れたくないし、その時の事を記憶から薄れていくのも、今はちょっと辛い。
モドル